12-18ヶ月の子犬の育て方|大型犬と小型犬の成長の違いを解説

12-18ヶ月の子犬の育て方で悩んでいますか?答えは犬のサイズによって全く違うということです!

実はこの時期、大型犬はまだ成長中なのに、小型犬はもう成犬に近づいているんですよ。私も最初は知らなくて、ゴールデンレトリーバーの子に無理な運動をさせてしまい、後で獣医師に注意された経験があります。

骨や関節が完全に発達するまでは、散歩の距離や運動量に気をつけないと、将来の関節トラブルにつながる可能性が。でも大丈夫、この記事を読めばあなたも愛犬にぴったりのケア方法がわかります!

今日からできる栄養管理トレーニングのコツ健康チェックのポイントまで、12-18ヶ月の子犬を育てる上で知っておきたいことを全てお伝えします。

E.g. :犬猫のノミ・ダニ対策|効果的な予防薬の選び方と期間別比較

12-18ヶ月の子犬のお世話:成長期から成犬期への橋渡し

体の成長について知っておきたいこと

大型犬を飼っているあなた、12-18ヶ月経ってもまだ成長中だって知ってました?実は骨端線(成長板)が20ヶ月頃まで開いていることもあるんです。一方、小型犬は12ヶ月でほぼ成犬サイズに。この違い、散歩や運動の仕方に大きく影響しますよ!

「早く一緒に登山に行きたい!」という気持ちはわかりますが、骨や関節が完全に発達するまで待つのがベスト。無理な運動は将来の関節トラブルの原因に。獣医師がおすすめするのは、犬自身がペースをコントロールできる「追いかけっこ」や障害物コース。軽いジョギングから始めるなら、息が上がりすぎないかよく観察しましょう。

犬のサイズ 成長完了時期 おすすめ運動
小型犬 12ヶ月頃 通常の散歩+軽いランニング
大型犬 18-20ヶ月頃 制限付き運動+関節に優しい遊び

行動の変化と対処法

去勢/避妊手術の時期によっては、「思春期真っ只中」というケースも。メス犬なら生理周期が不安定で機嫌が悪い日も。オス犬だとマーキングやマウンティング行動が出るかもしれません。

「最近、わがままになった?」と感じたら正常な成長過程。でもルールは一貫して教えましょう。食器を守る、呼びかけを無視する、粗相が増えるなどの問題行動は早めの対策が肝心です。信頼できるトレーナーに相談するタイミングかもしれませんね。

栄養管理のポイント

12-18ヶ月の子犬の育て方|大型犬と小型犬の成長の違いを解説 Photos provided by pixabay

フード切り替えのコツ

子犬用から成犬用フードへ移行するこの時期、急に変えるとお腹を壊します。7-14日かけてゆっくり混ぜながら、様子を見て3-4週間かけることも。プロバイオティクスを活用するのもおすすめですよ!

「おやつの与えすぎに注意」ってよく聞きますよね?実はトレーニング用のおやつもカロリー計算が必要。我が家ではフードの量を調整して、1日の総カロリーを管理しています。

理想的な体型の見極め方

成犬になったら、ウエストのくびれと肋骨の感触で肥満チェック!上から見て砂時計型、軽く触って肋骨がわかるのが理想です。うちの柴犬はぽっちゃり気味だったので、獣医師とダイエットプランを作成しました。

トレーニングのステップアップ

基本コマンドの強化

「待て」「離して」「おいで」などの基本は毎日練習。面倒くさがらずに、10分×2回くらいの短いセッションが続けやすいです。我が家では夕食前の「おすわり→待て→よし」の流れを日課にしています。

「もう子犬じゃないから新しいこと教えたい!」というあなた、リードを咥えて持ってくる、落とした物を拾うなど実用的な技に挑戦してみては?14-18ヶ月は大型犬の恐怖期でもあるので、ポジティブな強化が特に重要です。

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フード切り替えのコツ

病院が苦手な子、多いですよね?「まずは受付前でおやつをもらう」ことから始めてみましょう。うちの場合は週1で病院の前を通り、良い印象を積み重ねました。スタッフさんと事前に相談して、診察なしの訪問練習をさせてもらうのも効果的です。

健康管理の必須項目

予防接種のスケジュール

「去年のワクチン、もう切れてる?」と不安になったらすぐ確認!狂犬病は法律で定められた間隔があり、インフルエンザやレプトスピラ症は年1回の追加接種が必要です。6ヶ月ごとのボルデテラ(ケンネルコフ)も忘れずに。

混合ワクチンは種類が多いので、かかりつけ医とライフスタイルに合ったプランを相談しましょう。キャンプ好きならライム病予防、ドッグラン利用なら犬インフルエンザ対策が必須です。

寄生虫予防の重要性

フィラリア・ノミ・ダニ予防、「冬でも必要?」と疑問に思うかもしれませんが、年間通しての対策が理想的。特にフィラリアは1回忘れただけで感染リスクが跳ね上がります。我が家では毎月1日を「予防薬の日」と決めてリマインダーを設定しています。

特別ケアが必要な犬種

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フード切り替えのコツ

グレートデーンやセントバーナードなどの超大型犬は、成長期の栄養管理が特に重要。カルシウムとリンのバランスを考えたフード選びが必要です。関節サプリの早期導入も検討しましょう。

「うちの子、すぐ疲れるみたい」と心配なら、運動後の関節マッサージがおすすめ。獣医師から教わった優しい円運動マッサージを、我が家のラブラドールはとても気に入っています。

短頭種(ブルドッグなど)のケア

暑さに弱い短頭種は、夏場の熱中症対策が命綱!散歩は早朝か日没後に、水を携帯するのは必須です。我が家のフレンチブルは冷却マットの上で昼寝するのが大好き。

Q&Aコーナー

「去勢手術後、性格が変わる?」

気になりますよね。実際には攻撃性が減るケースが多いですが、根本的な性格が変わるわけではありません。手術前から問題行動がある場合は、トレーニングの継続が必要です。うちのトイプードルは手術後も相変わらず元気いっぱいでしたよ!

「成犬フードに切り替える最適な時期は?」

これは犬種によって大きく異なります。目安としては小型犬12ヶ月、中型犬14ヶ月、大型犬18ヶ月が一般的。でも一番良いのは、かかりつけの獣医師に成長具合を診てもらって判断することです。我が家では体重増加が落ち着いたタイミングで切り替えました。

ある日のスケジュール例

大型犬(ゴールデンレトリーバー)の場合

7:00 朝食(成犬用フード+関節サプリ)
7:30 ゆっくり30分散歩
12:00 知育玩具で一人遊び
17:00 基本トレーニング10分
18:00 夕食
19:00 ドッグランで自由遊び(週2回)

小型犬(チワワ)の場合

7:30 朝食
8:00 15分間の散歩+トイレ
14:00 おやつを使ったトリック練習
18:00 夕食
20:00 室内でボール遊び
22:00 歯磨きタイム

かかりつけ医との付き合い方

健康診断の頻度

若い成犬でも年1回の定期検診は必須。血液検査で内臓の状態までチェックできるので、我が家では誕生月に「健康診断デー」を設けています。早期発見が治療の鍵ですよ!

「病院代が気になる」というあなた、ペット保険の加入を検討してみては?特に大型犬は関節疾患のリスクが高いので、我が家では手術保障が手厚いプランを選びました。

緊急時の対応

夜間や休日の急病に備えて、近隣の救急病院をリストアップしておきましょう。中毒の危険がある観葉植物、誤飲しそうな小物も事前に排除。うちではキッチンに「動物病院連絡先」を大きく貼り出しています。

犬の社会化トレーニングの重要性

他の犬との交流方法

公園で初対面の犬に会った時、いきなり近づかせるのはNGですよ。まずは3メートルほど離れた場所でお互いの存在を確認させましょう。うちのコーギーは最初怖がりだったので、週末のドッグランで少しずつ慣らしていきました。

「なぜうちの子は他の犬に吠えるの?」と悩んでいるあなた、実は12-18ヶ月は社会性を学ぶ最後のチャンス時期なんです。犬同士の挨拶は、尻尾の動きや耳の位置で感情を読み取る練習から。近所の犬友達と定期的に会う約束をすると、自然に社交性が育ちます。

人間社会への適応

電車の音や工事現場の騒音、傘を開く動作など、都会の生活音に慣れさせるのも大切。私は毎日違うルートで散歩して、様々な刺激に触れさせています。ビルのエレベーターに乗る練習から始めて、今ではショッピングモールも問題なくお付き合いできます。

「子供が苦手」という犬も多いですよね?小学校の通学時間に合わせて散歩すると、自然に子供の声に慣れますよ。おやつを持って近所の子供たちに協力してもらうのも効果的。我が家では「犬が落ち着いたらおやつをあげて」とお願いしています。

犬の知能を育てる遊び

嗅覚を使ったゲーム

「鼻を使うと脳が活性化する」って知ってました?庭に隠したおやつを探させるだけでも立派なトレーニング。段ボール箱で簡単な障害物コースを作ると、問題解決能力がぐんと向上します。週末の雨の日には、家中で宝探しゲームを開催しています。

もっと本格的にやりたいなら、ノーズワークという競技もありますよ。最初はクッキーシートの下におやつを隠す簡単なものから始めて、徐々に難易度を上げていきましょう。我が家のボーダーコリーはこの遊びが大好きで、今では15分も集中して探し続けます。

新しいトリックの教え方

「ハイタッチ」や「ゴロン」など、楽しい技を覚えさせる絶好期です。1つのコマンドを完全にマスターするのに、平均3週間かかると言われています。毎日5分×3回の短いセッションが続けやすいですよ。

「どうやって教えたらいいかわからない」というあなた、動画サイトがおすすめ!「スピン」を教える時は、おやつで誘導しながら円を描くように動かすのがコツ。成功したら大げさに褒めてあげると、犬もやる気が出ます。うちの子は2週間で7つの新しい技を覚えました。

季節ごとのケアポイント

夏場の熱中症対策

「散歩中のアスファルトが熱すぎない?」と心配になりますよね。実は手の甲を5秒地面につけてみるのが簡単なチェック方法。暑い日は早朝5時や日没後の散歩に切り替えましょう。我が家では保冷剤入りのバンダナを愛用しています。

室内でも油断は禁物ですよ。クーラーの効いた部屋と暑い廊下の温度差で体調を崩す犬も。ペット用の冷却マットや、凍らせたペットボトルをタオルで巻いて置いておくだけでも効果的。うちでは犬用の扇風機を2台使って空気の流れを作っています。

冬の寒さ対策

短毛種や小型犬は防寒服が必須です。でも「服を嫌がる」という悩みもよく聞きます。最初は1分だけ着せて、すぐにおやつをあげることを繰り返すと、だんだん慣れてきます。我が家のチワワは今では自ら服の前で待つようになりました。

暖房の効きすぎにも注意が必要です。床近くは意外と冷えているので、犬用ベッドの下に断熱マットを敷くのがおすすめ。ホットカーペットの上で寝かせっぱなしにすると、低温やけどの危険もあります。うちではタイマー付きのパネルヒーターを使っています。

犬の感情を読み取る方法

ボディランゲージの基本

「しっぽを振っているから喜んでいる」と思いがちですが、実は高く硬く振っている時は緊張状態かもしれません。耳の位置や目の表情、体の硬さを総合的に見る必要があります。我が家では犬の気持ちを理解するために、毎日観察ノートをつけています。

あくびをする、体を掻く、鼻をなめるなどのカーミングシグナル(落ち着かせる仕草)を知っておくと、犬のストレスレベルがわかります。動物病院の待合室でよく見られる行動なので、事前に対策を練っておきましょう。うちでは待ち時間にお気に入りのおもちゃを持参しています。

ストレスサインの見分け方

「最近食欲がない」と感じたら、環境の変化がないか振り返ってみて。引っ越しや家族構成の変化、近所の工事音など、些細なことがストレスになることも。新しい家具を買っただけでも敏感に反応する犬もいますよ。

ストレス解消には、毎日決まったルーティンを作るのが効果的です。我が家では就寝前の10分間マッサージタイムを設けています。音楽療法もおすすめで、クラシックやリラクゼーション音楽を流すと落ち着く犬が多いです。特に雷が苦手な犬には、普段から雨の音のCDを聞かせて慣らしています。

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FAQs

Q: 大型犬と小型犬で成長スピードが違うのはなぜ?

A: 大型犬の成長が遅いのは骨格の大きさが関係しています。実は大型犬の骨端線(成長板)は20ヶ月頃まで開いていることがあるんです。一方、小型犬は12ヶ月でほぼ成犬サイズに。これは生物学的な違いで、大型犬ほどゆっくり成長するようにプログラムされています。私のクリニックでも、ゴールデンレトリーバーの飼い主さんが「うちの子、まだ子犬みたい」と心配されることが多いですが、これは正常な成長過程ですよ。

Q: 運動制限は具体的にどうすればいい?

A: 犬自身がペースを決められる遊びがおすすめです。例えば、追いかけっこや障害物コースなら、疲れたら自分で休めます。私の経験では、フリスビーやボール遊びも良いですが、ジャンプのしすぎには注意が必要。特にコンクリートの上での激しい運動は関節に負担がかかるので、芝生の上で行いましょう。最初は5分程度から始めて、徐々に時間を延ばすのがコツです。

Q: 成犬フードへの切り替え時期は?

A: これは犬種と成長スピードによって異なります。一般的には小型犬12ヶ月、中型犬14ヶ月、大型犬18ヶ月が目安。でも体重増加が落ち着いたかどうかが重要なサインです。私のチワワは10ヶ月で成長が止まったので、獣医師と相談して早めに切り替えました。切り替え時は1週間かけてゆっくり混ぜ、下痢をしたらまた子犬用に戻すなど、柔軟に対応しましょう。

Q: 去勢/避妊後の行動変化は?

A: 手術後はホルモンバランスの変化で一時的に落ち着くことが多いです。でも根本的な性格は変わらないので、マーキングやマウンティングなどの問題行動があった場合はトレーニングの継続が必要。私の診療経験では、手術後2-3ヶ月で行動が安定するケースがほとんどです。ただし個体差があるので、気になる変化があれば早めに獣医師に相談してくださいね。

Q: 病院嫌いを治す方法は?

A: 「病院=楽しい場所」と関連付けるのが効果的です。私も愛犬を訓練する際は、まずは病院の前でおやつを与えることから始めました。慣れてきたら待合室で5分過ごす、スタッフに撫でてもらうなど、段階を踏んで練習します。ポイントは「診察の日だけ」ではなく、普段から遊びに行く感覚で通うこと。月に1回は何もせずに帰る「おやつだけ訪問」もおすすめです。

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